· 

築200年の古民家を撮る その1

「大井川のほとりで、ふたつの古民家を楽しむ会」。

  

「熊のや」さんと「野菊の宿」さん主宰で開催されたこの撮影会。大井川の魅力を感じることができるイベントを様々に企画されています。

 

続いては、郷土歴史研究家の黒澤先生が所有する築200余年の古民家「野菊の宿」です。

建築されたのは、江戸時代ですからすごいことですね(^^/

 

現存する古民家住宅は、大まかには、いくつかに分けられます。

 

しっかり改修されているかわりに、古民家らしさが損なわれているもの。

 

逆に手を入れられていないために、使用に耐えない廃屋状態になって解体されるのを待っているもの・・・

 

その中間のものとして、その時その時にしっかり手直しを繰り返し、いい感じに住まい続けられているもの。

 

「野菊の宿」は強いて言えば3つ目に当たりますが、かなり建築当初か、昭和初期の状態を残しています。

 

たとえば、この、だいどころのたたき(土間)。最近では、コンクリートが敷いてあることが多くなっていますから土のままは貴重です。

 

文化的にも意匠的にも、古ければ古いほど価値はあります。しかし、古いものを、今、使えるようにするためには、それ相応の費用がかかってしまうのが悩みどころです。

しかしこの民家の構造材料(柱や梁など)は大きくて、良い素材なので、当時建設されたものとしても、相当立派なものだったでしょう。

 今度行ったらディテールを測らせてもらいたいなぁ。

文化財的な価値に加えて、コストと機能、デザイン性(見た目の美しさ)の丁度良い落とし所はないか。。。と考えてしまいます。

これは大井川の古民家に限らず、普段、浜松で建築設計、住宅設計をしている中でも共通しますけど。。。

特に、この登り梁の形が素敵。幅の広い梁に柱と梁が取り付いています。微妙に、傷や汚れが付いているのがまた味がって良いですが、一体どういう経緯で付く傷なのか・・・?

縁側。自然な感じに灰色になっています。今で言えば「ウッドデッキ」。おそらく、特にメンテナンスもされずに何十年もあるのでしょうが。

 

まだ、問題なく、役目を果たしそうです(^^

 

*--★*--★*--★*--★*
 
よろしかったら、建築省エネサポート
TAG-Laboのホームページも
ご覧ください
 
 
ありがとうございました。