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今、蓄電システム(VtoH)が面白い!

この秋着工を予定している、今設計中の住宅は、蓄電を計画しています。
蓄電といってもただ蓄電池を設置するのではなく、今回は、電気自動車の蓄電池を家庭に利用する、「VtoH(Vehicle to Home)」です。もちろん太陽光発電を設置して、連携させます。
 
 
僕は事務所に2年ほど前実験的に、長州産業の6.0kwの蓄電池を設置しました。
6.0kwの蓄電容量というと、例えば、1kwのエアコンなら6時間、100wの照明6灯で10時間・・・という感じでしょうか・・・
 
蓄電池の場合、太陽光発電と違い、非常時にも夜利用できたり、複数のコンセントから電源を取れるというメリットがありますが、6.0kwでは、相当丁寧に利用しないとすぐになくなってしまいます。
 
もっと大きな容量の蓄電池も購入することはできますが、現在、家庭用の蓄電池は法律によって最大でも16.6kwです。価格も定価では400万円程度します。
 
それに対して、電気自動車の場合、リーフは初期のもので24kw。現在の新型リーフは40kwや62kwです。
 
固定型の蓄電池の16.6kwにくらべるとかなり大容量で価格もかなり安いですね。
 
蓄電池としてだけ考えると移動してしまうことがデメリットですが、生活全般で考えたら逆に移動もできてこの価格と考えればすごくお得かなと。
 
このさい「車はやっぱりガソリン車じゃなきゃ・・・」とかは2台とも通勤で使うから・・・という場合はもちろん該当しません。ライフスタイルや好み、考え方によって適さない場合もありますが、逆に適合すればすごく可能性が広がるという話です。
 
都心のように、前提として、車を持たないか、あっても1台、という生活でも、その一台を蓄電池利用の為に、自宅に置いておくとなると、デメリットに感じてしまいそうですね・・・
 
しかし、浜松のような地方都市の場合は、とりあえず、「車は一人一台」を前提で、駐車場とする土地が安い場合、一台を電気自動車にするというのは、良い選択ではないでしょうか。
 
 
サスティナブルで、エコロジーで、省エネ、低ランニングコストな生活の為の技術や選択肢はどんどん広がっています。
 

災害・防災対策としてのオフグリッドにできる可能性も 。

 

それぞれ、判断するための知識も複雑になっていますが、建築設計事務所としては、いろいろな技術に前向きに取り組んで、さまざまな事例に対して対応、判断できるようにしたいな、と思います。