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北区の住宅 上棟しました

年初から設計していた、北区の専用住宅が無事上棟しました。

 

地鎮祭の時も祭事の間雨が上がり、今回も、朝まで雨が降っていましたが、上棟式が終わるまで雨がやんでくれました。

 

建築設計事務所の仕事としては、上棟作業自体はやることはありません。しかし、お施主様が一日仕事を休んでお茶出しやお昼の用意をしてくれているので、その合間を縫って、残りの内装の仕様決めやこれから始まる造作工事や追加変更の要望打合せをしていました。

  

設計者としても、一日集中してこの物件のことを考えれるので、良い機会です。

 

 

 

この住宅も、いつもと同様、長期優良住宅で、耐震等級3、許容応力度計算です。

 

省エネ性能としても、ZEHレベルの外皮性能を持っています。

 

先日もこのブログで話をしたいわゆる「高性能住宅」です。

  

 

 

今回、施工を担当する工務店はお施主様のつながりで紹介され、私としては初めて一緒に仕事をするメンバーです。

 

もちろんその場合でも、問題なく成果を出せるように、慎重に検討しながら設計や監理を進めていきます。

 

今回、担当者となる監督さんと、サポートのスタッフの方は、一生懸命で人当りも良いので、仕事しやすいです。

 

 

 

上棟するにあたって、プレカットの検討など、工務店の担当者とプレカット業者と何度もやり取りをしていきます。

 

本来、プレカット図は、施工図の一つなので、施工会社が担当する部分ですが、建築設計事務所の常として、敷地ギリギリを攻めたり、階高を緻密に調整したり、納まりの難しい外観デザインになることが多いので、一緒に検討していくことが多いです。

 

これもいろいろな考え方がありますが、基本的には「なるべくシンプルに」考えていくのが良いとは思います。

 

しかし、予算、デザイン、間取り、広さ、機能性、性能・・・など、たくさんのこだわりや叶えたい理想を持っているお客様が多いので、ぎりぎりまで「何とか全てをかなえよう!」と思ったときに、もちろん耐震性能や省エネ性能、コストなどに影響をしない範囲でならば、難しい納まりでも解決していこう、と思い多少複雑になることもあります。しかし、それが出来上がったときには、苦労した分、何かしら出来栄えにつながっていると思います。

 

 

 

シープとしての標準仕様や納まり、オススメする工法もありますが、さまざまな工務店や建設会社に依頼するケースがあるため、まず、その施工会社の得意な技術や特徴、仕入先の違いによるより安く仕入れができる建材や工法をヒアリングして、シープの設計内容とマッチングする部分を考慮して設計します。コスト的に考えると、設計に手間がかかりますが、その結果得られる建設コスト効率は良いと思いますし、施工でのトラブルが少なくなります。

 

もちろん、プランニングやデザイン的なものはシープとしての考えがありますし、性能を含め必ずクリアさせたいラインというものはありますので、それを達成するために、施工者の得意な部分を活かすと考えてください。

 

また、各工務店をヒアリングすることで、シープとしても様々な工法や建材、建築に対する考え方を吸収するわけです。それが今のシープの柔軟さにつながっていると思っています。

  

  

新築現場はここでやっと折り返し。後半も頑張ります(^^